Archive for ‘設備案内’

11月 25th, 2021

「TVCMのオンライン入稿」について(2021.11.25)

「TVCMのオンライン入稿」について
先日、複数拠点を持っている仙台の代理店さんと
TVCMのオンライン入稿を初めて行いました

わたしの方は、オムニバスジャパンのomnilineと
契約していますので、映像素材をアップロードし
担当代理店さんを指定するだけですので
XDCAMダビングより手数は増えますが
ディスクのやりとりの手間は減りました

代理店さん側はCMDecoのシステムで完結しますが
大手代理店をモデルにしているため
管理者・進行担当など複数の役割が発生し
毎月パスワードの変更など、慣れるまでは
だいぶ手間がかかるとのこと

同じタイプを4局以上納品する場合は
メリットもありますが、1局・2局の場合は
現状は手間とコスト面でもXDCAMでの納品が
良さそうです

ある制作会社は、放送局への送稿も
請け負っているという話もあるとか?
(代理店の役割も担っていればできると思います)

情報共有して地方の実情に合わせた
オンライン入稿の方法を探れるといいですね

3月 19th, 2021

XDCAM CM納品について(1)

2021年3月で新規のCM素材のHDCAMテープ搬入が出来なくなります
ここ数日、XDCAMダビングの料金問い合わせが来ています

ガオンスタジオでもTVCMのXDCAM納品体制を整えました

フォーマット作業はMac環境のDaVinci Resolveで行い、
WindowsのEdius Pro 9からPDW-U1にXDCAMフォーマットで書き出します

XDCAMディスクのケースは3種類あり
納品基準では「アーカイブケースモデル」ですが「CMアーカイブケース(緑色の半透明)」は生産完了となっていますので、ロック機能が付いたケースが搬入暫定規準となっています
こちらでは「通常ケース」で納品していますが、いまのところ放送局からの指導はありません
(ケースのサイズとロック方法が異なります)

リユースのXDCAM(通常ケース)ディスクの在庫がありますので、HDCAMダビング料金とあまり変わらない価格で納品ダビングを承ります

テレビCM素材搬入基準【2020年11月改訂版】 (PDF/2120KB)
https://j-ba.or.jp/category/references/jba100805

*追記(2022.4.9)

いま手元にあるXDCAMディスクのケースは4種類になりました

緑のケースの透明版(ロック機構あり)ですが、なぜか背ラベルを入れる箇所がありません

また、腹ラベルは大きめのケースは背から見て右側、小さめのケース(写真右)は背から見て左側

それぞれのサイズに合わせてラベルを用意します

結構、手作業があります

5月 4th, 2020

使用機材紹介

コンデンサーマイク RODE NT2000

ポップガード sE Electronics Pop Shield

ナレーションや歌を録音する際の機材紹介をします。
ヘッドホンで聞くと違いがよく分かります。

ガオンスタジオ使用機材紹介:コンデンサーマイク RODE NT2000・ポップガード/YouTubeより

コンデンサーマイク RODE(ロード) NT2000は、前の会社でも使っていたマイクで、独立してから半年後に購入しました。

2012年当時は今よりもドル円が25%ほど高かったのもあるのでしょうか、34,800円(消費税5%込み)でした。


ポップガード sE Electronics Pop Shieldは、洗えるしお手頃価格(当時で税込¥3,000-)で吹かれ軽減効果も思った以上です。

ATR音素バランス503文を、通常のマイクセッティングで読んでみました。
読みの下手なところはアレとして、ノイズリダクションを行わず普通に収録できているもう一つの理由は・・・

自作のナレーションブースは吸音をメインとしています。
マイクプリにべリンガーのVX2496を使用。
Pro Tools Digi003へライン入力。

AES/EBUからS/PDIFに変換するといいのかもしれませんが、予備のVX2000も2本目のマイクで使うので同じ条件にしています。

Digi 003はmacOS 10.15 (Catalina) に対応できないので、Catalina用のシステムとして暫定的にYAMAHA AG06を使っています。

CatalinaではLogicProで試験運用中。
2019年末から録音していたCD制作は、初めてLogicProを使って歌どりからMixまで行い、マスタリングはプラグインの関係でPro Toolsを使用しました。

Final Cut Pro 7も2019年春まで騙し騙し使っていましたが、今はDaVinci Resolveに移行完了していますし、CatalinaにするにあたりLogicProの操作にもっと慣れていこうと思っています。

ATR音素バランス503文
http://research.nii.ac.jp/src/ATR503.html