ラウドネス基準の音声制作について(4)

先日MA作業したCMで、オーケストラの音源が来たのですが、ナレーションの数が少ないせいか

いつものラウドネスレベルを意識したVUレベルより大きめに振らせても、ラウドネスレベルに

余裕があった。

 

「ラウドネス基準の音声制作について」から少し外れますが・・・

CMクレジットにラウドネスレベルを記載するよう放送局から改変要請が来たという話を最近聞いた。

ポスプロ作業のワークフローでは、基本的に「無理・無茶」な話ですね。

<T032運用ガイドライン>にはクレジットにラウドネスレベルを記載が必要との記述は見られず

逆に、『音声レベル運用規準に準拠したテレビ CM 制作運用ガイドライン/付属3(JPPA)』では

「CM 原版を、プリント担当社等へ移動したとき に行う平均ラウドネス値の再測定」に

以下のような記載があり、測定誤差(または再生レベルのズレ)があり得るので(本編前の)

クレジットにラウドネスレベルを記載すべきでは無いと自分は理解しています。

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(1) CM原版の再測定では「記録票記載値±0.3 LKFS[注]」の範囲を合格とする。ただし、15秒未 満の CM 原版では±0.3 LKFS 以上の測定誤差を生じる場合があるので注意する。

(2) 納品メディアに記載する平均ラウドネス値は、CM 原版の値を用いる。

[注] ±0.3 LKFS の値は現時点での暫定値とする。今後の運用状況により変更する場合がある。

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http://www.j-ba.or.jp/loudness/guideline.pdf

http://www.jppanet.or.jp/documents/audio_doc/jppa_tv-cm_guideline_2012_06.pdf

 

東京の大手ポスプロの人にも聞きましたが、

「クレジットには、ラウドネス値は表示していないとの事。ラベルやシートにのみ記載。」
だそうです。

 

10桁コードの時もラウドネスの時も、技術的な事なら納品を行っている技術系の会社を

集めて説明会を開けばいいのに、代理店さんや一部の制作会社だけに案内するのは、

間違っていると思う。

で、自分なんかは代理店さんにお願いして説明会を聞きにいかなきゃ行けない。


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